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ソニーのダビング10対応録画機器1
2008年7月5日のダビング10運用開始にあたって、各メーカーはその対応に追われました。
その中にあって、大手メーカーであるソニーは、ソフトウェアアップグレードを実施する事で、その対応を行なっていました。

このアップグレードというのは、ソニーが過去に発売した機種の一部に対し、それまではコピーワンスによって一度のコピーしかできなかった状態が、ダビング10の状態にアップグレードされるというものです。
もちろん無料でのアップロードとなるので、対象製品を持っている人に関しては、ダビング10対応の録画機器を改めて買いなおさなくてはならない、という事態は免れました。

ただ、その一方で、アップグレードの対象となる商品以外の録画機器に関しては、ダビング10のコンテンツであっても、これまでどおりワンスコピーでの録画を行なう必要があります。
これに関しては、やむを得ないところといった感じでしょう。

ソニーは、音楽分野を筆頭に、著作権に触れる様々なカテゴリーを扱っているので、著作権に関してはかなり広い視野で見なくてはならないという側面があります。
よって、ダビング10に関して、特に私的録音録画補償金制度に関しては、比較的理解を示す立場になっていました。

それ故に、各メーカーで足並みを揃えなければならない部分でやや違った歩みをした事で、ダビング10に対する理解や考え方も、他のメーカーとは異なった見解を示しているように思えます。

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